2018年7月15日日曜日

高齢者の負担

今朝の新聞で「高齢者に分かりやすく使いやすい仕組みにするという視点があまりにも欠けていないか」とあった。

我が家も連れ合いが、手続き終了間際に役所へ出向いた。なんせ分かりにくいので出向いて納得するのが一番と。結局は行かないよりはましだったようだ。

新聞の説明では、8月から介護サービスの利用に3割負担が導入される。これまでは2割負担が最大だった。利用料が1.5倍になるのかと不安に思う人もいるかもしれない。必ずしもそうではない。月々の介護の負担には上限がある。世帯で4万4400円を超えると、超過した額が払い戻される。市区町村が対象者に注意喚起し、手続きを促している。

医療にも同じような仕組みがある。70歳以上で、比較的所得の高い世帯に設けられている月々の負担の上限が、8月から引き上げられる。

医療保険と介護保険は運営自体が違うから、注意喚起も徹底しない。高齢者が自分で気づいて申請するという発想自体に無理がある。使われない仕組みは、ないも同然である。


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